CY TWOMBLY
先の買い付けで、サイ・トゥオンブリの品切れていたポスターや、新しく見つけたポスターを紹介しました。
抽象画家サイ・トゥオンブリーの作品は、やっぱり、いい。魅せられます。
写真集も再入荷。
あわせてこちらから御覧ください。
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今月上旬に開催したイベントに参加してくれて、大好評だったMOZU COFFEEが、隔週の日曜日にorganにやってきてコーヒー豆の販売を開始します!(※場合により前後しますこと予めご了承下さい)
今週末の7/1(日)からスタート!先日は売り切れていた水出しコーヒーのパックも初登場の予感。みなさんぜひ週末のorganに遊びにいらして下さい。
MOZU COFFEE /http://mozucoffee.tumblr.com/
8世紀にムーア人が造ったという砦のもっと上、標高500mの山のてっぺんにペーナ城というポルトガル王の夏の離宮がそびえている。「一大パノラマ」という言葉に弱いぼくは、まずはそこを攻め、然る後にムーアの城跡を訪ねる作戦に出た。
ガイド本によると、ペーナ城は19世紀にドイツのルードヴィッヒ2世のいとこが建築を命じたとある。イスラム、ゴシック、ルネッサンスなどの様式が混在した城らしい。ビスコンティの映画で見る限り、ルードヴィッヒの趣味はかなりビザールだった記憶があって、どんな具合なのかちょっと興味がある。
狭い山道を、猛烈な勢いで駆け登るバスのおかげで、あっという間に到着。傾斜のきつい庭園の坂を登り切ると、目の前に映画のセットみたいな風景が目に飛び込んできた。城の内部に入ってみると、中国趣味や、トルコ風、果てはトランプルイユまで、これまた各部屋がテーマ別にしつらえてある。もちろん調度品もいかにも手の込んだ工芸品ばかり。帝国主義に至る時代の王様達が、いかにエキゾティックな世界にハマっていたかを垣間見る思い。元祖VIPによるプライベート・ディズニーランドを見る思いだった。唯一面白かったのは台所。もちろんかなり広いのだけれど、鍋、窯、バスケット、などの道具類には生活を感じた。ちょっとしたブロカントへ紛れ込んだような気分で「もし買い付けるとすれば、あの手作りっぽいテーブルかな…」などと妄想に耽る。
ふと気が付けば、閉館まであとわずか。文句言いつつ、結構な時間を過ごしてしまったようだ。この様子ではムーア人の砦は諦めるしかない。最後に城壁の上をグルっと回って帰ろうとしたら、見えるではありませんか、はるか眼下に大西洋を睥睨するかのような古城が!こりゃー気持ちいいい。
買い付け旅では観光らしい観光をすることはないのだが、今回はリスボンから列車で1時間ほどにあるシントラという所へ行ってみた。前々から気になっていたムーア人の古城があるからである。さて、謎に満ちた彼らの足跡はいかに?
ムーア人のことで印象に残っているのは『トゥルー・ロマンス』という(またまた)映画。デニス・ホッパー扮する警官がクリストファー・ウォーケン扮するマフィアの親玉に向かって「その昔ムーア人達がお前の祖先とファックしたおかげでイタリア人は黒髪と黒い目になったんだ」と罵倒してあっさり撃ち殺されるシーンである。そしてもうひとつ、随分前に『モーリス』という映画がヒットした際、イギリスに多いモーリスという名前の語源がムーアであることも。
ムーア人がイベリア半島を席巻したのは8世紀くらい。イスラム化した北アフリカのベルベル人である彼らは、西欧に先駆けた様々な知恵を携えていたようだ。たとえば星々を観測して方角や位置を知る方法は、砂漠を交易する民として不可欠であり、それが航海術として地中海を帆船で自由に交通することを可能にしたはずで、ジブラルタル海峡を渡るなんてオチャノコサイサイだっただろう。その後、そんな先端技術を利用したポルトガルが世界に先駆けて、いわゆる大航海時代に乗り出す下地ともなったと考えられている。なにせ、ローマ帝国はまだガレー船という人力でオールを漕いでいた時代、イスラムのほうが断然進んでいたわけである。とまあ、ヨーロッパが好きな割には、西欧からの視点による歴史観に少々異議がある身として現場検証的な興味もあったのだ。
王侯貴族の城館や金持ちの別荘が点在する静かな山間の町シントラは、イギリスの詩人バイロンをして「この世のエデン」と言わしめたらしい。坂道をしばらく歩くと、「ムーアの泉」があった。オッと、これは、どう見てもイスラム世界である。
先日開催したash (satsuma design&craft) 展で、はじめて実物に触れ、思ったとおりの存在感に惚れてしまった、鹿児島の木工作家アキヒロ ジンのウッドカップをホームページに紹介しました。他にはスウェーデンのヴィンテージアイテムなどを更新しました。内容はこちらから御覧ください。
「ドロボー市」といえば、パリのモントルイユで毎週末に開かれるのが有名だ。日用品を始めとしたガラクタも多く、その昔は盗品なども出回っていたらしい。中には「めっけ物」もあったりするが、見つけるのには相当の時間と忍耐を要する。もちろん、混雑を狙った現役のドロボーさんも徘徊しているので油断はできない。
そんなわけで、リスボンのドロボー市にもあまり期待せずに出かけたのだけれど、予想以上に面白かった。キリスト教系のモノを始め、イスラム風手描きのアズレージョ、東洋を意識した陶器類、錫のコップなど、いずれもこの国の古い歴史と多様な文化を感じさせてくれる。値段も悪くない。それにしても日差しが強い。1時間も探索していると、手の甲がうっすら日焼けしているのが分かるほどだ。
そんな中で、いわくあり気な5,6個の土くれめいたものを置いた小さなテーブルに足が止まった。聞くと、どれもが大西洋に沈んだ船から引き上げられたローマ帝国時代の遺物だという。一生懸命英語で説明するおじさんは、いたって真面目そうである。自分で作ったという小さな冊子には、沈没船が見つかったイベリア半島沖の場所がたくさん載っている。僕が興味を持った塑像は、ちょっとリサ・ラーソンのスタジオものを思わせる風情があって、古いコインと一緒にいただくことにした。腰布をまとっただけの石の像はすっかり彩色も薄れ、少し湿り気があって、触るとひんやり、そして思った以上に持ち重みがした。
初めて訪れたリスボンはまぶしい5月の陽光のなかだった。アラン・タネールの『白い街』やヴィム・ヴェンダースの『リスボン物語』の映画のシーンみたいに、古いアズレージョ(イスラム風タイル)の壁には洗濯物がハタハタと気持ちよさそうに風にたなびいていた。おかげで、空港からのタクシー代をボラレたうえに、大荷物を抱えてホテルまで3ブロックも歩く羽目になったことなど、すっかり帳消しになった。
焼いただけのイワシとフレッシュな白ワインがとても美味しかった。檀一雄が好きだったという”Dao”というワインも良かったけど、昼間からやるには何と言っても冷えた白がいい。路地裏の大衆食堂で、小さなピシェ(2.5ユーロくらい)と白身魚のトマト味雑炊(パクチーが載ってる)をぱくつく。悪くないリスボンの過ごし方だ。
ただし、28番線の古ぼけたトラムにはご用心。僕はあっさりスリに遭いました。買付け旅を始めて15年、初の体験でした。アップダウンが激しく、眺めのいいところや旧市街を通る人気の路線が、スリの活躍の場であることはガイドブックで読んでいたのだけれど、まったくもって情けない。ただでさえ混んでいる車内で、年寄りを通すために道を開けてくれと強引に体を押し付ける男に気を取られている間に、別の男にズボンに入れていた現金を抜かれてしまったのです。どうやら、年寄りも含めた3人は一味だったようです。
だからと言って、この街が嫌いになることはなかったから不思議。次の日は、ケロッとして泥棒市へと向かいました。
ジョシュアツリーでの滞在・制作活動により、より力強いオブジェを提案し、ますます人を魅了する盛永省治のオブジェを紹介しました。Wood object >>
彫刻家アントニオ・ヴィタリ(ヴィターリ)のウッド・オブジェがずらりと入荷しました!有機的シェイプとモダンなシルエットのはざまにある絶妙な彼のウッドオブジェは他にない魅力で、一度目にすると虜になります。
今回入荷したアイテムは、恐らく1950年代頃のものと思われます。これまでorganで取り扱ったヴィタリのヴィンテージの中でも古い年代のもので、端々に残る手で彫られた曲線が非常にリアル!ぜひ御覧ください。
Misc/Wood object >>
スティグ・リンドベリのアートオブジェ「スプリンガレン」、「ドミノ」のベースや彼のポートフォリオ”EN BOK OM STIG LINDBERG”が入荷しました。他にも北欧関連のアイテムを更新。
新入荷アイテムをこちらのページからご覧ください。