Erik Hoglund
エリック・ホグランのグラスオブジェたちがスウェーデンから少し入荷しました。
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さて翌々日、道頓堀にある老舗喫茶店のモーニング(タマゴサンドセットで1200円というメリハリの効いた値段)でケリを入れて、いよいよ大阪城の近くにある歴史博物館へ向かった。結論から言うと、とても素晴らしい内容だった。「西洋から東洋」へと柳宗悦の関心がシフトしてゆくきっかけとなった朝鮮の焼き物など、以前民芸館で観たものよりこちらもメリハリが効いていて、実に見応えがあった。場所と展示の仕方が変わると、モノの見え方も変わるということか。若き白樺派時代のキリッとしたポートレイトにも、明治生まれの日本人らしい品格を感じた。話が横道に逸れるが、僕はいまでも彼の名前を「そうえつ(発音的にはソーエツ)」と呼ぶことのほうが多い。これは、僕にかぎらず、周りの友人や仕事仲間も同じで、時々「やなぎ・むねよし」と訓読みする人がいると思わず「ソンケー」してしまう。でも、展覧会の冒頭の所にも宗悦(むねよし、通称そうえつ)と書いてあるので、案外みなさんそう呼んでいたに違いない。1500年ほど前、日本に文字がないころに中国から漢字を輸入し、(勝手に)日本語の読み方にしたのが訓読みであり、元の発音に近いのは音読みだろう。そういう点では「そうえつ」のほうが彼らしいとも言える。だって、彼は朝鮮やその向こうの中国への思いを大切にしていた人だから。いっそのこと「ソーエツ」とカタカナにして、ことさら外来っぽくするのも手かもしれない。イチローの例もあるように、そのほうがポピュラリティも増すってこともある。そういえば、息子の柳宗理にいたっては、ほとんどの人が「ソーリ」と呼び、「むねみち」とは呼ばない。それだけ親しみが増した証拠にちがいない。
「柳宗悦展へ行きませんか」との誘いに同意したものの、”ミンパク”での展示につい時間を忘れたためなのだが、気がつくと夕方、今からでは間に合いそうにない。明日は休館日らしく明後日の最終日に駆けつけることにして、ひとまずごはんを食べることに。なにか食べたいものと言われて、未経験の大阪といえば「アレ」しかないと思い「串かつ」をリクエスト。それなら、ということで通天閣へ向かった。「新世界」という地名も面妖なこのあたりは、泥臭い独特の雰囲気で、パリで言えばバルベスってとこか、いや、行ったことはないがジャマイカはキングストンっぽいのかも。気が付くと、先導する田丸さんはさっさと男の人と一緒に先を歩いている。てっきり友人かと思ったのだが、実は美味しい串カツ屋を知っているというので案内してもらうことになったらしい。ほどなく店に着いてみると、男はそこで働いている人であり、なんのことはない客引きだったのだ。それはそれとして、さっそく初の串カツに挑戦しようとすると、”たれ”の2度漬けは厳禁というナニワの掟が告げられる。思い切りドブンと沈没させないと、やり直しは効かない。少なくとも一人20本以上は平らげただろうか、気がつくと串入れはみんなの竹串で一杯になっていた。大阪には、そのつど経験しなければならない事がある。
大阪出張の際、国立民族学博物館へ行ってみた。「ミンパク、面白い!」と、何人かの友人から聞いていたが、その半端ない数と量に驚いた。世界中から集めた、主に生活にまつわる道具や用具、衣服、装身具などがコレデモカという感じに集められている。地球誕生から現在までの46億年の歴史を1年365日のカレンダーで表わすとすれば、12月31日大晦日にホモ・サピエンスが現れ、午後11時59分58秒に産業革命が起こったことになるらしい。つまり、これらのモノたちが作られたのは一瞬前の出来事なのだということか。そんなことを思いながら見るうちに、世界各地の「用の具」には、その土地の風土に根ざした独特の発展をしたモノもあるのだが、おしなべて言えば、やはり共通する形や機能が備わっていることがわかる。ところが、日本の展示室に入った途端、様子が一変した。それまでの石や鉄などから、一気に紙や竹の世界へガラリと変わってしまい、なんだか異空間に入ったような錯覚におちいった。それも祭祀なのに使うオーナメントが多い。「八百万の神々」とともに生きてきた人々の生活が色濃く反映されているのだろう。
2010年に千駄ヶ谷にオープンしたFructus(フラクタス)は、自然からの恵みをふんだんに使ったドリンクや自家製のグラノーラ等を販売するお店。
美味しくて身体にもよい彼らのプロダクトは評判を呼び、あっというまにファン急増。オリジナルパッケージやアーティストとコラボレートしたオリジナルグッズもスマートなスタイルで、こちらも目が離せません。そんなFructusのグラノーラやプロダクトを、4月6日(金)から8日(日)までの3日間、organで展示販売することになりました。
“福岡“がキーワードとなる今回のイベントには、Fructusの通常アイテム以外に、オーガニックのあまおうに八女緑茶のフレーバーを掛け合わせたグラノーラが初登場!あまおうの甘みと上質な緑茶の風味が掛け合わさった春を感じるグラノーラです。今回のイベントで先行発売されるこのグラノーラ、実はFructus店頭と福岡エリア限定で販売されるアイテムですので、お見逃しなく。
また、工房スタジオプレパが制作するFructusグラノーラボウルの、organバージョンも登場!鹿児島のウッドターナー盛永省治が制作するFructusのウッドアイテムも並びます。
テイスティングもありますよ!この機会にぜひorganで、Fructusを体験してください。
開催日時/2012.4.6(金)〜4.8(日) 13:00〜19:00
タピオ・ヴィルカラのデザインしたボトル”Bolle”をホームページ上で始めて紹介しました。イタリアで製作された美しいベニーニのガラスをご覧下さい。
スウェーデンからはバーント・フリーベリのミニチュアベースが入荷しています。これも必見!
他には最近とてもおすすめの書籍を更新、サイ・トゥオンブリーの写真集です。マッツ・グスタフソンの作品集も再入荷しました。
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エリック・ホグランのガラスデキャンタ。ハンス・ボーリンを始めとする北欧のチークオブジェ。再入荷したアイテムなどを中心に更新しました。こちらからご覧ください。
ROVAの公開講座が、今月organで開催されます。
今回は特に、小柳帝さんならではの内容!
20世紀のアメリカを代表するグラフィックデザイナー、ソール・バスによる唯一の絵本「アンリちゃんパリへいく」が復刊されたことを記念して、ソール・バスの仕事を中心に、絵本、デザイン、映画などの話が横断的にとび出す公開講座です。3/10発売予定の「カーサ・ブルータス」でも帝さんがその記事を書いているとのことですが、さらにリアルに、帝さんの視点で語られるカルチャートークは、必聴です!ROVAに関心のある方も、ぜひこの機会をご利用ください。
ROVA福岡校公開講座「アンリちゃんパリへいく」復刊記念講座
日時/2012.3.8(木) 21:00〜22:30
会場/organ
参加費/¥1500 ※要メール予約 info@ecole-rova.com
問い合わせ/ROVA info@ecole-rova.com
詳細はROVAページにて >>
「アンリちゃんパリへいく」
復刊記念講座
2012.3.8.jeudi.
21:00-22:30@organ
昨年の11月からいよいよ13年目を迎えたROVA福岡校ですが、春の編入生募集時期に際し、ROVAを幅広く多くのみなさんに知って頂くために公開講座を開講することになりました。題して、「アンリちゃんパリへいく」復刊記念講座です。
『アンリちゃんパリへいく(Henri’s Walk to Paris)』とは、20世紀のアメリカを代表するグラフィックデザイナー、ソール・バスによる唯一の絵本にして、デザイナーが手掛けた絵本の中でも最高傑作の誉高く、拙著『世界のグラフィックデザイナーのブックデザイン』の中でも大フィーチャーしているわけですが、それが半世紀の時を経て、今年いよいよ復刊されることになったのは、すでにご存知の方も少なくないと思います。3/10発売予定の「カーサ・ブルータス」では、小柳自身がその記事を書いてもおります。
そこで、その復刊を記念して、『アンリちゃんパリへいく』を出発点としながら、ソール・バスの仕事を中心に、絵本、デザイン、映画などのジャンルを横断的に語ってみようというのが、今回の公開講座のテーマです。ソール・バス自身はアメリカ人ですが、絵本の内容は、タイトルからもおわかりの通り、フランスを舞台にしていることから、もちろんフランスの文化、さらには、日本の文化にまでその話題は広がって行くことでしょう。また、ソール・バスは、ヒッチコック作品を筆頭に、多くの映画のタイトルバック映像をデザインしましたが、DVD『ソール・バスの世界』の解説も書いた小柳ならではのお話もさせて頂けると思います。そういう意味では、ことさら絵本やフランスということだけではなく、幅広く、デザインや映画などに関心のある方にもお楽しみ頂ける講座です。また、引いては、ROVAというフランス語教室でいつもどのようなことを教えているかもおわかり頂けると思いますので、上記のテーマに関心のある方のみならず、ROVAにご興味をお持ちの方にもお薦めしたいと思います。
なお、ROVAにご関心のある方には、公開講座終了後、ご説明する時間を取ることもできますので、遠慮なくお申し付けください。
日時は、2012年の3/8(木)の21:00~22:30となります。場所は、西鉄大牟田線大橋駅前のインテリアショップorganです。参加費は1500円となります。参加をご希望の方は、下記のROVAのアドレスまでメールにて予約をお願いいたします。その際、必ずお名前、人数、ご連絡先をお書き添えください。規定の人数に達しましたら、受付は悪しからず終了させて頂きます。
また、ROVA福岡校は(東京・鎌倉校も)、現在編入生を募集中です。こちらも、ROVAのアドレスまで直接メールにてお問い合わせください(organさんでは、教室の詳細についてはご案内頂けません)。
お仕事やお食事の帰りにでも、大橋に立ち寄ってお楽しみ頂けると幸いです。では、みなさんのご来場を心からお待ちしています。
ROVA
info@ecole-rova.com
http://ecole-rova.com
organ
福岡市南区大橋1-14-5 Take1ビル4F tel:092-512-5967