ウッドのボウル
May 29th, 2009
フィン・ユールがデザインした、チークのウッド・ボウル、小さなタイプが再入荷しました。木目がとてもきれいなものです。
また、以前から気になっていた鹿児島Crate の盛永省治さんがつくるウッド・ボウルが届きました。店頭ではもちろん、実物をご覧いただけます。あまり手に入らないという、朴(ホオ)の木をもとに作られたボウルは、持ち上げるとふわりと軽やか、色合いも絶妙です。
チークやマホガニーとは違った赤みが少ないそのボウルは上品なゴールド色。ひんやりとした質感で、色と有機的な曲線が非常によく調和しています。
Wood object >>
緊急通告
May 28th, 2009
6月1日(月)、天神ROOMSでとりおこなわれるDan Hicks&The Hot Licksのライブに参加していただきたい。福岡でこの希有なミュージシャンの至芸を味わえるという類まれな機会を逸することは罪です。トム・ウェイツ、エルビス・コステロ、リッキー・リー・ジョーンズなどからリスペクトされるアメリカ音楽の奇宝が、ステージ一杯に繰り広げるヒューマンでウィット溢れるウエスタン・スイングに酔いしれようではありませんか。
18:00会場、19:00開演。
前売¥7000,当日¥8000。
ぴあ、ローソン。
問:ジャブアップ092-526-8696
ぜひ、会場でお会いしましょう。
特典映像
May 28th, 2009
昔からボーナストラック付きや、特典映像付きのソフトを敬遠していたのは、レコード屋勤めが長かったせいだろうか。売るための戦略に乗りたくなかったのだ。ところが最近気がつくと、自分にもそんなDVDが少しづつ増えつつある。「マッシュ」にしても「タクシー・ドライバー」にしても、中古20%オフだったとはいえ、メイキングや監督による解説、誕生秘話を見たかったからに他ならない。ま、期待したほどではない場合もあるが、今回レンタルで見た「ミーン・ストリート」はなかなか見応えがあった。まずは本編がすばらしい。ちゃんと観たのは初めてだったが、ハーヴェイ・カイテルとロバート・デニーロが(当たり前だが)若い!にもかかわらず、持ち味は今も同じ。賞味期限が長い役者だ。2時間近くで見終わり、いよいよ監督のマーチン・スコセッシ自身が語る制作秘話となった。ヨーロッパ映画へ傾倒するシネ・フィルだったらしく、ドキュメント・タッチなどジョン・カサベテスから受けた影響の大きさを、映画をバックに熱心に語る。もちろんハワード・ホークス、ジョン・フォード、エリア・カザンなどアメリカ映画への溢れるような愛情も忘れず、饒舌とも言える早口で語り続ける。気がつくと、バックの映画は中盤を迎えている。多分、このままエンディングまで喋り続けるのだろう。合計4時間のソファは腰が痛くなるのでその夜は中断し、明くる朝見終わった。映画は作るのはもちろん、観るのもタフな作業だ。
塩バターパン
May 28th, 2009
駅をはさんで反対側にある行きつけのパン屋は、コーヒー無料でイートインも出来るとあって不況知らずの盛況ぶりだ。味の方も及第点で、バゲットとイギリスパンは我が家のほぼ常食となっている。新製品にも力を入れていて、入り口を入ってすぐの目立つ場所にはいつもなにかしらがデビューしてプロモーションされているけど、いつもチラッと見るだけで通り過ぎ、気がつくとあんパンの前に立っていることが多い。しかし、1ヶ月ほど前に売り出された塩バターパンだけは例外だ。特に焼きたての旨さは格別だ。バターの香りに包まれたちょっと固めの皮にかぶりつくと、中からしっかりとした生地が適度な塩味で迎えてくれる。フィレンツェで食べたパンが全然塩味がなくてビックリしたが、お嬢さんがオリーブオイルに塩を振りかけたものに浸して食べているのを見て、納得した。一時、塩豆大福に夢中だったことがあるが、塩ラーメンは食べたいとは思わない。人生、塩加減が大切だ。
「エソラのかたち」
May 27th, 2009
野見山暁治の展覧会「エソラのかたち」を見るために県立美術館に行った。手前にある公園で友人とフリスビーをやったのが多分30年くらい前で、ディック・ブルーナの展覧会が8年くらい前だった。久しぶりに見ると、モダンだったはずの建物もかなり風化している。でも、そんな風情もなんだかこの画家らしい。展覧会は美術館所蔵の作品を企画展示したもので、点数もそれほど多くなかったのだが、初めて見るには丁度良いボリュームだった。一気に描いたような作風は、油彩よりも版画や素描にその持ち味が出ているように感じた。本の装丁などに見られる筆致だ。そういえば、そこここに準備された彼の言葉も面白かった。「脱ぎ捨てた女の服や下着のさりげない形が、より女を感じさせることがしばしばある。そういうとき、どうも男にとって(女)というのはウソではないか、という気がしてならない。女は異性だという、そういう思いをあえて自分の中で作り上げているのではないか」。一時期同居していた田中小実昌が言ったとしてもおかしくないようなドキッとする言葉だ。何事についても、常識みたいなことに疑問を抱いていた二人には、義理の兄弟を越えた、同士みたいな友情があったのではないか。
スリップウェアの器たち
May 27th, 2009
井上尚之さんが作るスリップウェアには、よどみない勢いがあります。「オーブンはもちろんOK、どんどん使ってもらいたい」と話す彼の器を見ていると、ユニークなスリップ模様のリズムに、のせる料理のイメージが膨らみます。そんな魅力的な作品に時間を忘れ、買い付けてきました。
いただいてきた器を、早速店頭に並べています。北欧アイテムとも相性の良いスリップウェアの器コーナーができました。ご覧になりにきてください。
mur mur >> にブログをアップしました。
小代焼リミックス
May 26th, 2009
先週に続いてのドライブは、ちょっと足を伸ばして熊本県の小代焼を訪ねた。「ふもと窯」の井上尚之さんが作るスリップウェアを買い付けるためだ。小代焼きといえば、小さい頃に我が家の食器棚にもいくつか見受けられた海鼠(なまこ)釉が特徴の古い歴史を持つ雑器である。井上さんのお父さんは伝統的な民陶の匠として有名な方でもある。しかし井上さんが作るものは伝統だけにとらわれない焼き物を生み出している。同じ民陶として知られる小石原焼きで修業していた際、それがスリップウェアと呼ばれることすら意識せずスポイトを使う作陶に面白さを覚えた、と話してくれた。だからなのだろう、彼の描く文様はとても伸び伸びとしてモダン、一目で惹き付けられてしまった。夢中になって見ているうちに、しっかりとした高台のお椀が目に入った。沖縄で古くから「マカイ」と呼ばれているものに似ている。聞くと、沖縄の焼き物も好きだという。他にもポップなドット文様の小皿などもある。しかも、どれもがすぐに使ってみたくなるような親しみを感じさせてくれる。まるで、音楽をリミックスするように自由な空気感がいい。陶器の世界に吹く新しい風を感じた。
「テンペスト」
May 24th, 2009
夕方S君が、一緒に飲みましょう、と言いいながらワインを下げてやってきた。前日の深酒もあってその日は遠慮することにしたのだが、先日秋月の友人の店で見かけた美味しそうなビオワインである。ボトルを脇に眺めつつ四方山話をするうち、もうすぐ店も終わるわけだし、誘惑には勝てず結局飲むことにする。あり合わせをつまみに、彼が観たことがないというので「テンペスト」を鑑賞することにした。何度観たか覚えていないほど好きな映画で、監督はポール・マザスキー、主演はジョン・カサベテス。ジーナ・ローランズをはじめ、スーザン・サランドン、ラウル・ジュリアなどが脇を固めたシェークスピアを原作とするほろ苦い映画だ。監督としてのカサベテスもすごいと思うけど、ちょっと重くて気軽に観る映画ではない。それと比較すると、俳優カサベテスの表情と独特の笑い声が存分に味わえるこのビデオは僕にとっての宝物。観る度に、最後のカーテンコールを模したシーンにダイナ・ワシントンの「マンハッタン」という曲がオーバーラップすると、つい涙してしまう。観たことはないが、オフ・ブロードウェイってこんな感じなのだろうか。ルパート・ホームズやオーケストラ・ルナなんかも連想してしまうNYならではのアソシエーションだ。そういえば、パーティーの場面で「あっ、ウディ・アレンがいる」という娘の言葉と一緒に、一瞬豆粒みたいに小さく写るシーンがあるのが可笑しい。果たして本人なのだろうか?多分、そうだと思うのだが。
“Tempest” Columbia Pictures 1982年
シャルロット・ペリアンの作品集
May 22nd, 2009
『シャルロット・ペリアン 〜山の手帳〜』だなんて、小粋なタイトルの作品集は、装丁までもが手帳風にデザインされこれまた小粋!
ペリアンが1930年代から80年代までにアーク地方を中心とする山岳地帯で、インテリアを手がけた施設が紹介された書籍です。
コンパクトなサイズで、赤色のスナップがなんともフランスらしいのです。
インテリアとしても活躍の一冊でしょう。
Bookページへ >>
ルイス・ポールセンのランプシェードが入荷
May 22nd, 2009
デンマークの”ルイス・ポールセン”社製の、ホーロー製ランプシェードがデンマークより再入荷しました。今回はホワイト、オレンジ、そしてチョコレート・カラーの3色です。Lightingページへ >>