Archive for March, 2009

Hilltribesの町、チェンマイ。

March 6th, 2009

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 タイ北部の町チェンマイは14世紀頃に栄えたランナー王国の古都。そして、西のミャンマー、東のラオスなどヒルトライブ(山岳民族)の文化が色鮮やかに反映した町でもあります。今回は、そんなクロスカルチャーを背景にした多様なクラフト作品をタップリ堪能しました。まずは銀製品、それも前回すっかり魅了されたアカ族やヤフ族のバングルに夢中でした。ガッツリとしたファルムと様々な意匠はどれも魅力的。特にぶっといシルバーを力ずくでネジったかのような形は、古い本などでも目にする伝統的なもの。なんだか、ジョージア・オキーフが付けるとよく似合いそうな、シンプルな力強さに満ちています。また、モン族独特の意匠である「鍵型」のペンダントは、とてもユニークな形をしています。伝統的なセレモニーの際、人の魂が体から抜け出ない為に身につけたものだと言われています。それにしても、ネジネジやグルグル巻きなど、プリミティブなデザインの美しさはいつの時代にも通用するモダンな感覚だと再確認。特に古いものが持つパティーナには、抗しがたい「たたずまい」が感じられました。「布」も多様です。市場で売っているチープで鮮やかなチェックを選ぶ楽しさは、時を忘れてしまいそう(この布、後日訪れたエレファント・キャンプで、マフートと呼ばれるカレン族の象使い達が腰巻きに使っていました、場合によってはタオルにも。まさにそれらは北タイのワーク・ウェアだったのです)。それと対極的に凝った刺繍を施した布は、まさに万華鏡の世界です。糸と針を使い、ひとつひとつ丹念にこしらえられたパシン(筒型サロン)やブランケットにはたくさんの思いと時間が詰まっているかのようです。また、モン族のマーケットに行くと、目が回るほど多彩な文様のスカートやバッグが山積みされています。モウモウと揚がる埃と格闘しながら選ぶ気分はサイケデリック。そのモチーフの無限ともいえる組み合わせには、まったくもって「おそれ入谷の鬼子母神」です。モチロン、dosa大好きなウチの奥さん、テンションは、上がりっぱなしでした。
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 もうひとつ、忘れてならないのが「食」。タイ料理と聞いて一般的に思い浮かべられる激辛酸っぱい「トムヤムクン」的な食べものは、実はタイ南部のもの。チェンマイを含めた北部はカオニャオ(モチ米)が特に美味しく、様々な香草を使った多様な食文化はヘルシーで我々日本人にも食べやすいものが多いのです。特に、スパイス使いが巧みで、「あんまり食欲がないなー」などと思っていても、ナンプリックと呼ばれる辛いペーストを付けると肉もご飯もつい完食してしまいます。一回に食べる量が少ないためか、一日に4回とか5回たべる人も珍しくないらしいのですが、その割には肥満体の人はほとんど見かけません。カオ・ソーイ(カレー麺)、ガイヤーン(鳥の丸焼き)、サイウア(ソーセージ)、ソムタム・タイ(青パパイアサラダ)、ジョーグ(すりつぶしたお粥)などなど、数え上げたらきりがない数々の食堂の味。すぐにでも飛行機に飛び乗りたくなる誘惑に駆られそうで恐いくらいなのです。

チェンマイの「そぼろ」

March 6th, 2009

Rimg0395 チェンマイを訪れる楽しみのひとつは、なんといっても食堂探索だろう。東南アジア全体がそうなのだが、外食する人が多い。したがって、食堂の数も半端ではない。そんな中でも、チェンマイは何処で食べても比較的外れがないと聞いた。そのうえ、アッちゃんやナリスさんという地元っ子が好む店なのだからピカイチなのは当然だろう。前回も、事前に教えていただいた店をかなり訪れ、ウチの奥さん共々そのエキゾチックな味にビックリしたのだが、今回は一層深みにハマッタ感がある。同じ店で同じものを食べるのだが、大勢で、しかも様々な食材やスパイス、香草の種類や食べ方などを教えてもらいながらだと、やっぱり格段に旨いのだ。たった2人で「おっかなびっくり」食べるのとはワケが違う。なかでも気に入ったのが「ラープ」という、ランナー時代から300年以上も食べられている郷土料理のひとつだ。豚肉などの挽肉を、パクチー、カルダモン、、ロングペッパー、ドーク・ジャンなど10種類以上の香辛料と混ぜたもので、店によってはかなりスパイシー。これをほっかほっかのカオニャオ(モチ米)とまぜまぜして食べるのだが、フト見るとアッちゃんは手でカオニャオを丸め、ラープをヒョイとくっつけて上手に食べている。早速まねしてみると、これがまた旨い。気分は地元っ子である。ちなみに、仕事でしばらく北海道にいたことがあるナリスさんは、ラープのことを「そぼろ」と呼んでいる。

仏教の国での殺生

March 6th, 2009

Rimg0135 チェンマイから戻り、早くも3日が過ぎた。ヨーロッパやアメリカとは違い、飛行時間や時差も少なく、比較的楽な旅だった。なにより、チェンマイ大好きのOさん夫妻が一緒だったから、心おきなく楽しめたのだろう。町の食堂で日に4食も美味しい北タイ料理を食べ、市場で買付をし、美しい寺院を訪れ、気がつけばあっという間の1週間だった。そういえば、買付の度に悩む便秘も今回は無縁だった。これはきっと食べ物のおかげかもしれない。なにせ、チェンマイの食事には野菜が付きもの。それに、料理そのものにたくさんのハーブや香料が混ざっている。いわば医食同源みたいなものだ。「よく食べ、よく遊び、よく寝る」という生きる3原則が満たされ、なんだか子供に還ったかのような時間を過ごした。ただし、熱帯アジアであるから蚊はいる。もちろん、ホテルの部屋にはスプレーや、(最初はなんだかわからなかったのだが)テニス・ラケット型をした殺虫マシーンなんてものさえ準備されている。夜中に耳元を飛ぶ蚊の音に目覚め、ラケットを振り回し「パチッ」っという音で処刑を確認することもあるにはあった。「仏教の国での殺生」には、チト胸が痛んだが・・・。それに比べると、テラスに置いてあるレモングラスの「蚊よけオイル」のほうがずっと平和的だ。「トムヤムクン」でしか知らなかったレモングラスだが、こんな使い方もあったのだ。

「チェンマイ・ミニ物産展」やってます。

March 5th, 2009

Rimg0216-1 一年ぶりのチェンマイは、前回にも増して刺激的でした。その一端をお知らせしたく「チェンマイ・ミニ物産展」を開催中です。アジア民族のクロスロードともいえるこの地のクラフト感は、今さらながら新鮮でモダンですらあります。ぜひ、ご来店下さい。
関連コラムもアップしました。よかったら、ご覧下さい。
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「ROVA SHOP MANIA @ organ #3」スタート!

March 4th, 2009

Hone Sおまたせしました!
“期間限定レアものショップ”「ROVA SHOP MANIA @ organ」第3弾が、本日3/4(水)からスタートします。3/10(火)までの7日間は、その希少なアイテムを店頭で実物を手にとって見てもらえます(月、火曜:休み)ので、是非ご来店ください。
もちろんWEB公開&販売も実施中ですので、こちらもご覧下さい!
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