『ぼくの伯父さん』

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DATEJan 7. 23


みなさん、明けましておめでとうございます。
今年も楽しくお付き合いください。

まずはお知らせ。
1958年にジャック・タチが監督主演したフランス映画『ぼくの伯父さん』を僕らが発見したのは1980年代、飛びっきり無口でモンドな主人公ユロ伯父さんにエールを送りました。そのパントマイマーのような特異なキャラクターに「ノン」ではなく「ウィ」を感じたからです。それから35年、『ぼくの伯父さん』が小説として帰ってきました。翻訳を手がけたのは”ジャック・タチ愛”溢れる小柳帝。映画の視点とは違って、甥っ子の少年ジェラールの目を通したユロ伯父さんが引き起こすドタバタ事件事故がサイコーなんです。ぜひご一読ください。
*さらに映画の各シーンを見事にイラストレーション化したのはピエール・エテックス。実は、エテックスはゴダールも絶賛した映画監督でもあるのです。そんなエテックスですが、近々レトロスペクティブ上映が福岡でも観れるかも。こちらもお楽しみに。

というわけで、今年は幸先がよいスタートなのです。

『ぼくの伯父さん』ジャック・タチ原案、ジャン=クロード・カリエール作、ピエール・エテックス絵、小柳帝訳 

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