フィンランドの色

ひょん | デザイン、建築
DATESep 7. 19

フィンランドから買い付けたものを店内にズラリと並べはじめると、他の国から買い付けたものとはひと味違う、なんというか、とても清々しい色合いがたくさんあるなぁ、と改めて感じる。
それらをフリッツ・ハンセンの白いダイニングテーブルやアアルトのバーチ素材の天板に置いていくと、すとんと収まってくれるので、その様子にうっとりとても嬉しくなる。今回の目玉はタピオ・ヴィルカラのパートナーでもあるセラミック・アーティスト、ルート・ブリュックのテキスタイル!その希少さも含め次にいつ出会えるかわからない数枚のテキスタイルは正直なところ全部コレクションしときたいほど。でも、ダメです。ちゃんとお客さまに紹介しなきゃ、ってことで。出しました。

古いヌータヤルヴィ社のヴィンテージ・グラスウェアにも通じる微妙な色。マテリアルにかかわらず共通したその色味には、私、思い当たるところがあります。
ヘルシンキ郊外で見た夕暮れ時の空の色、
オーロラ(これはまだ未体験。飛行機の機内から空の彼方にイッタラ・カラーを見つけて感激したことはあります)、
静かな湖に映る樹々の景色。

フィンランドを旅すると、これらの景色に出会う瞬間があるはず。
だから、もしも、フィンランドに行くことがあるなら、街をそぞろ歩きつつも空を見上げたり、湖や水面に映る景色なんかを見て欲しいです。きっと多くのデザイナーやアーティスト達も眺めてインスパイアされただろうその景色は、静かに心を揺さぶってくれます。もしかすると、見えない色も見えてくるかも。ついでにムーミントロールに会えたりして…?と、小さく脳内トリップ!