organの店主、武末充敏が1986年にMIDIレコードからFlat Face名義で発表したアルバム”Face”が、先ほどデジタルマスタリングされヴァイナル盤で発売されました。
このアルバムは、ミニマルでインディなヨーロッパの音楽を、シンガーソング&ライターの高取淑子さんとのコラボレイトを得て福岡で制作されたもの。後に「早すぎた渋谷系」と称され、時代を経ても、様々な世代から支持を得ています。
再発に際してはムーンライダースの鈴木慶一さん、編集者の岡本仁さん、ミュージシャンのカジヒデキさん、菓子研究家の福田里香さんたちからも嬉しいコメントをいただき、武末も東京に赴き、発売イヴェントに参加させていただきました。
その際、渋谷のDisk Unionで行われたトークイヴェントが先日YouTubeにアップされました。お相手はワールド・スタンダードの鈴木惣一朗さん。Flat Faceと同じ頃に細野晴臣プロデュースでノン・スタンダード・レーベルよりアルバムデビュー、その後、多くのアーティストや作品をプロデュース、日本のポップスを静かに牽引するミュージシャン。そして進行役はorganでもお馴染み小柳帝さん。鈴木惣一朗さんとの共著『モンド・ミュージック』をはじめ、『映画についての覚書』など、カルチャー横断的な活躍の人。
さて、どんな話が飛び出しますか、興味のある方はぜひ覗いてみてください。
勿論、organにてFlat Faceのアルバムを販売していますので、高取淑子さんの歌声、ぜひご視聴ください。
ヨロシクです!