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Wilhelm Wagenfeld 『静かな異彩』

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DATEJan 9. 22


2022年最初のアイテム更新は、ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルト特集です。
アーツ・アンド・クラフツそしてデ・ステイルなど、モダニズムに繋がるデザインを実行へ移したバウハウス。今回は、そこで学んだヴァーゲンフェルトの美しいガラス作品を覧いただきます。

ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルト/Wilhelm Wagenfeldは、ヴァイマルに設立された初期バウハウスに学んでいます。
ヴァイマルといえば、生存権や教育を受ける権利、労働基本権などを盛り込んだ、世界でもっとも民主的といわれる『ヴァイマル憲法』を制定したところ。そこに設立されたのがバウハウスなのですから、造形学校であると同時に、社会実験的な要素を感じてしまうのも不思議はありません。そんななかで、ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルトは、「日常生活のなかのデザイン」を追い求めた人でした。
バウハウスといえば、デザインや建築に関心がある人にとっては数々のスターを輩出したことで知られています。一方、ヴァーゲンフェルトには、学長ヴァルター・グロピウスが宣言した「芸術家と職人の間には、本質的な差異はない」という理念が感じられます。だからでしょうか、彼が生み出したガラスの形態は、今でも空間に溶け込むように確かな異彩を放っています。
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アイテム更新

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DATEDec 19. 21

もしかすると2021年最後の、まとまったアイテム更新になるでしょう。
クリスマス前なので、カチナドールのヴィンテージもズラリと紹介しました。どうぞ以下のラインナップを楽しみに、ご覧ください。

マシュー・マテゴがデザインしたヴィンテージの壁付けシェルフ、
カチナドールのヴィンテージ、
フィンランドからはカイ・フランクのブラック・セラミックウェアなど。
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“Stool, Lamp, and more”

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DATEDec 5. 21

久しぶりにアルヴァ・アアルトのスツール”No.60″のヴィンテージを紹介しました。ポップでありつつもディープな赤、茶色、ネイビーのカラーリングは、ル・コルビュジエやシャルロット・ペリアン、そしてチャールズ・イームズを思い起こします。
他にはランプ各種、フィンランドから入荷した作品類を紹介しました。ご覧ください。
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年末年始の営業

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DATEDec 5. 21

今回の年末年始の営業をご案内します。営業時間も変則的ですのでご注意ください。
12/29〜1/2はインターネット業務も基本的に休みを頂きます。
1/3からオンラインショップと問い合わせへの対応をいたしますので、期間中はご不便をおかけしますが何卒ご理解くださいませ。

「チイキすごい」なのだ。

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DATENov 25. 21


 壱岐へ行ってからもう2ヶ月近くなる。対馬のあとは壱岐と決めていたから、台風が接近していたのは承知の上で行ってみた。
 天気予報なんかだと「壱岐対馬地方」と一緒にされるけど、実際どうなんだろうという疑問があったので、事前に少し調べた。すると、まずサイズが違う。対馬は細長く、南北が82kmとそれなりに大きな島だが、壱岐は丸っこくて南北17kmと、整備された道をレンタカーで縦断したら30分位。思っていた以上にリアルな小島だった。なのに、山だらけの対馬に対して壱岐には平野があるという。二つの島は地政学的に正反対なのだ。
 博多埠頭を出て、能古島、志賀島の間を抜けるともう玄界灘。壱岐の郷ノ浦港まではフェリーで2.2時間。ジェットフォイルだとたった1時間だけど、甲板に出られないし、たったの2時間くらいで大陸に近い「島」に行けるっていうのになにもそう急ぐことはない。天気予報によると波の高さは1mで曇り空。大丈夫、ヨーソロ!

 郷ノ浦に着き、早速食べたアジフライは普通だった。ウニは不良で高値だったので3日間で一回だけ、それも妻が召し上がっただけ。泊まったのは、島の西の漁港に面した老舗温泉旅館。つまり釣り人向けの非ラグジュアリーな宿。若主人と思しき人にチェックインをお願いしていたら、手狭なロビーの端っこでテレビを見ていた老人がこちらをジロッとみて、やにわにぼくらの荷物を古びた階段をよっこらしょと部屋まで運んでくれた。
 その夜のこと。小雨の中、玄関横の喫煙場でひとりタバコをふかしているぼくに、どこからともなくその老人が現れ「せっかくやったのに、天気がねえ」、と話しかけてきた。「明日、辰の島へ渡りたいのですが船は出ますかねえ」と尋ねると、「これくらいの波なら出すやろが、まあ客が少ないけんどうやろか」とあいまい、かつ正直な返事。「じゃあ、あした案内所に電話してみます」といって部屋に戻った。
 翌日、中国へ向かうはずの台風が急に進路を東へ変えたので風雨が強まり、辰の島への船は欠航となり、代わりに壱岐の古代の足跡をたっぷり味わうことになった。なかでも、黒川紀章が設計した一支国博物館は「この小さな島でこの建物は」と思うほどポストモダンと言うか、とにかく立派だった。なにしろ、魏志倭人伝に登場する島である。収蔵物も豊富だったけど、一番の驚きは、豚の骨が大量に発掘されていたこと。それは「日本人は食肉はしていなかった」という日本史で教わったことを覆す発見なのだ。ましてや、食用とするために、人々が共同で飼育していたことの証なのだ。コメだけで生きていたわけないので安心した。そんな弥生時代の共同体が、すぐ隣にある「原の辻遺跡」。復元された環濠集落は思った以上に広大で見事に整備されている。人っ子一人いない中、曇り空を強風だけが吹き抜けていた。弥生の時代にも吹いていたであろうこの「島風」は、風力発電にもってつけだだろう。

「うちはオヤジが町長だったとき、ここらを埋め立てて岸壁を作って旅館ばはじめたとよ」と、突然旅館の来歴を聞かされたのは、その夜のこと、やはり玄関脇でタバコを吸っていた時だった。老人は使用人どころか、この宿の主人だったのだ。
 「隣にあるでしょうが」と木造2階建ての家屋を指し、「いまはあたしたち家族が住んどるけど、最初はこれが旅館やった。そらあ客が多くて、じゃあちゅうことで、このコンクリートの新館を作ったとですよ。いっときは良かったばってん、今はコロナで客も減ってコンクリートの雨漏りはするし、木造のほうがよっぽど造りが良か」と力説。ぼくはといえば、町長によるインフラ整備に伴う旅館経営の顛末に、離島の実情を垣間見た気がしたが、「そうなんですか」と答えて部屋に戻った。
 「地方」という言葉がいつしか「ローカル」になったのはいつ頃からだろう。ここ壱岐も、島の北にある勝本港にはオシャレなB&Bや、地ビールが美味しい垢抜けたカフェもあって驚いた。この島は都会から身近に脱出する人のリゾートを目指しているようだ。寿司屋のおじさんも、お客さんはほとんど博多からだと言っていたっけ。
 壱岐に比べると、対馬は山だらけで、その昔、島内の移動手段はもっぱら船だったらしい。弥生時代、朝鮮半島から海路で伝わった稲作が、対馬では根付かなかったのもうなずける。一方の壱岐は、稲作が根付いたことで、対馬に比べると恵まれていた。したがって、「日本化」した度合いが強いともいえる。反対に対馬は幕府の重要な対外外交の場であり、対馬はそれを利用して朝鮮と独自の交易関係を築いていた。釜山に「倭館」という居留区を作るなど、ある意味で朝鮮化もしていただろう。なにしろ、日本が植民地化していた時代には、対馬の人は映画を見るのに博多ではなく船に乗り釜山の映画館へ日帰りするほど朝鮮は身近なところだった。コロナ前にはニュースが「対馬は韓国人観光客だらけ」と騒いでいたが、然もありなん、釜山までの距離50kmという身近さは半島に住む人々にとっても便利だったわけで、今に始まったことではない。
 コロナのおかげで、もう2年近く海外へ行けていない。代りに近場の、それも九州北部の旅が多くなっているのは意味不明の「ニッポンすごい」への疑問からだった。「海に囲まれ、資源に乏しいこの国」という悲しげな物語ではなく、四方が海だからこその自由な交通があったのだと思う。そのためには「ローカル」と美化せず「地域(コミューン)」でいい。大小の差はあっても、日本は「島の集まり」だ。海や山や平野にめぐまれた多様な地域の人々が、この島々に住み続けてきた。「チイキすごい」なのだ。
(P.S. 写真の牡蠣うどんはおいしかった。店内にずーっと流れていた70年代風フォークソングが気になって、ひよっとするとここの主人の自作自演かもと思い尋ねたところ、「ああ、これナガブチです」とのこと。なるほど「おだし」が強かった。)

 

アイテム更新

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DATENov 14. 21

ヴァーナー・パントンが1950年代にデザインした一人掛けの”bachelor chair(いわば「独身貴族の椅子」)”を筆頭に、アノニマスだけど個性のある椅子たちを更新しました、リサ・ヨハンソン・パッペがデザインした美しいテーブルランプもラインナップしています。
とっておきなウッドアイテムと、身に着けるフォークロアなアイテムなども、合わせてご覧ください。
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Furnish & Various items

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DATEOct 10. 21

色々なアイテムをオンラインショップに更新しました。
フィンランドからの届いたアルヴァ・アアルトのドロワー、イルマリ・タピオヴァラの椅子は必見です。マテゴのマガジンラックからカチナドールまで、とっておきなものが多めの今回のラインナップをどうぞご覧ください。
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“アイテム更新”

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DATESep 26. 21

カンデム社のデスクランプ、ダニッシュ・デザインの椅子たち、BRAUNにWMFといったドイツのデザインアイテムなどいろいろを、アイテム更新しました。
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Remote セール

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DATESep 21. 21

“RemoteでGood Buy”
インドアな生活が続いていますが、買い物の楽しみは大切ですよね。
そこで、organのWEBセールです。
秋の気配が感じられる季節、お買い得なアイテムを楽しんでいただければ嬉しいです。
10/5(火)までになります。
数に限りがあります、店頭で売り切れの場合はご了承下さい。
Remoteセールページ>> ※終了いたしました

アイテム更新

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DATESep 7. 21

ルーシー・リーとハンス・コパーのダブルネームがスタンプされた作品をオンラインショップに紹介しました。他にはバウハウスの金属工房に在籍したマリアンネ・ブラントのランプ、フィンランドから届いたヴィンテージ・グラスウェア各種あります。
ジュエリー・コーナーではフィンランドのメーカー“カレワラ・コル”のものをはじめとする、1960年代〜1970年代に製作されたヴィンテージ・ジュエリーもラインナップしました。

Lescaのサングラスも入荷しています。
Lesca LUNETIER>>

各種取り揃えた今回のアイテム紹介、どうぞご覧ください。Online Shop>>

アイテム更新

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DATEAug 15. 21
  • CY_Twombly
  • ARABIA"Ruska"

サイ・トゥオンブリーの待望のリプリントが入荷しました。この他、W.ワーゲンフェルドの再入荷のアイテム、メラニー・ディコーセイの新入荷のジュエリーなど、バラエティに富んだラインナップでご紹介します。少しでもお家時間を彩るお役に立てたら幸いです。
この度の豪雨の被害に遭われた地域の方々に心よりお見舞い申し上げます。皆様のご無事を願っております。
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アイテム更新

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DATEJul 25. 21

ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルドが、1950年代にセラミックとガラスという素材を使ってデザインした愛すべきランプ類のコレクションや、organオリジナルのスツールを紹介しています。再入荷のアイテムも併せてご覧ください。
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French items & more

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DATEJul 8. 21

フランスの陶芸家たちの1960年代頃の作品を中心に紹介しました。
ひと組目はJeanne & Norbert Pierlot。ジョルジュ・ジューヴとも親交を深めたというふたりの陶芸家作品には、日常的な陶器に独自の個性が光っています。そして同じく陶芸家カップルであるリュエラン夫妻の作品も入荷。明るいカラーリングがとても華やかです。日本からは、無国籍な佇まいが魅力の馬の目皿を紹介。それぞれの対比や共通点をお楽しみ下さい。
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アイテム更新

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DATEJun 26. 21

デンマークの家具工房で製作されたパイン材のダイニングチェア。丸っこい形をしつつ”Brutal”な魅力を持つ椅子を初めて紹介します。
他にも家具と照明器具をいくつか紹介しました。マシュー・マテゴの壁付けシェルフは、生活に寄り添うアートとして活躍します!
北欧から届いたアイテムも合わせてご覧ください。
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The Art Of T-Shirts & Glasses

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DATEJun 5. 21

サクッとシャツを着たい季節を迎えて、90年代にL.A.から世界に向けて発信されたTシャツのプチセールを行います。
ウォーホルやバスキア、バウハウスからビューティフルルーザー、小野洋子、奈良美智、村上隆など、アーティーなヴィンテージ Tシャツを限定販売。
他にもジェンダーフリーなシャツや古着もあります。メッセージを込めた気分転換です。
同じタイミングで、レスカの新しい眼鏡フレームとサングラス、ヨーロッパのヴィンテージフレームといったアイウェアもご覧いただけます。どうぞ足をお運びください。
一部アイテムをオンラインショップにも紹介しました。 アイウェア>>

*期間中は、コロナ対策を行いながらの展示販売になります。ご協力をお願い致します。

06/12(土) – 06/27(日)
木&金 14:00-18:00 土&日 13:00-19:00 ( 定休日 / 月曜日 – 水曜日 )

Silver Rings by Melanie Decourcey

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DATEMay 28. 21

ドイツ生まれのアーティスト、Melanie Decourcey(メラニー・ディコーセイ)がハンドメイドするシルバー・リングたちには、これまで紹介してきたラインとはまたひと味違う趣きがあります。
メラニー自身がハンマード成形した素朴なフリーフォームとフリーハンドで細かい凹凸を刻む装飾スタイル。
遺跡から発掘された古代や中世のジュエリーのような趣きと、彼女ならではの自由な造形センスがミックスアップした魅力を持つ、個性的なリングをラインナップしました。
ヴィンテージ・パーツを繫ぎ合わせたネックレスやブレスレットも合わせて紹介します。一期一会のアクセサリー類をどうぞご覧ください。
Melanie Decourcey>>

「先行したもの」を発見する、その 2 。

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DATEMay 28. 21

 ワクチンの先行予約は済ませたものの、接種がいつになるのか未だに先が見えない。『博多祝い唄』じゃないが、”しょんがねえ”気分が毎日続くのはまったくやりきれない。マスクを付けて外へ出るのも億劫だし、こうなりゃ、読んだ本をまた読むのにいいタイミングかも知れない。巣ごもりなんだもの。
 読み直すのは以前気に入った本なのだが、どうな風に気に入っていたかが判然としない。大筋は気に入っていたのだが、なにか大事なことを忘れていて、その何かが今の自分には欠けている気がするのだ。その場合、パラパラとページをめくり、自分が引いた線が目安になる。それも適度に多い方が引きが強い。ほー、そんなに引いてたのか、なになに…、ってな感じ。
 今回は田中優子の『近世アジア漂流』。以前読んだのは5、6年前だから、”おさらい”するインターバルも悪くない。ずっと古い本より、近過去の方が自分には効き目があるからだ。
 最初に読んだ時には「近世」というのがいつの時代を指すのかがよくわからないまま読んでみたのだが、今回はそこから掘ってみた。「古代・中世・近代」で良さそうなものなのになぜなのか、WIKIに尋ねてみた。すると、どうやらルネッサンス以降に考え出された時代区分らしく、西洋では15~16世紀、日本では17世紀あたりに始まり、どちらも19世紀には近代へ移行したとされているようだ。中世とは封建的な時代であり、「民主的な近代が訪れる前段階」といった過渡期的な時代設定なのだろう。
 そんな近世における日本は鎖国状態だったはず。しかし実は中国・朝鮮・タイ・ヴェトナム・インドネシアなど、ほぼアジア各地域との繋がりが盛んだったというのがこの本のキモ。それも、色んなカルチャーの視点からだから面白い。しかも、そこにヨーロッパ人も加わって、アジア人と入り乱れた仲介貿易が行われていたわけだから、さらに面白い。たとえば海賊と思われている「倭寇」も、日本人は2割程度で、中国人、ポルトガル人や東南アジア人との混成貿易商人だったと知り、「へーえ」となる。当時の日本は約90もの国々からなる島国であり、後の近代国民国家ではない。例えば、ボクの国は「筑前」でしかなかった。つまり、海には国境や排他的経済水域などなしの貿易だ、スリルとサスペンス満載だったはず。そんな荒くれどもに審美眼があったかどうか知らないが、おかげで様々なお宝が遠くジャポネに流れ込んだというわけだ。
 18世紀後半の江戸は,どうやら最新の消費生活を求める世界有数のメガシティだったようだ。「洒落本」や「黄表紙」と呼ばれる出版物は早くもメディアの役割を果たし、人々は「ブランド物」に血道を上げていたという。中国や南蛮渡来の輸入品と、国内生産の高価でレアものが、読み物や浮世絵などのビジュアル紙を通して、数寄者たちの欲望を喚起した時代だったのだ。そんな中、TSUTAYAの創始蔦屋重三郎などが、海外の図版にある蚤の絵を”疫病の親玉”としておどろおどろしく誇張してしまった黄表紙などは、当時の幕府の無策ぶりへの不満のはけ口としてのメディアの役割も担っていたわけだ。
 お洒落物としては、たとえば写真にあるたばこ入れのキセルを包んだ革。イギリス東インド会社が長崎商人を通して日本へ売り込み、馬具や屏風、そしてこのような小物に応用してプレミアムな舶来品として商品化したもの。また、江戸の粋の象徴である縦縞のタバコ入れはインドやインドネシアからやってきた更紗の影響だし、下は日光東照宮に取り付けられた当時オランダで流行していたイルカの飾り。近世の日本は、僕らの想像を超えた世界市場と直結した国内市場の時代だったとは驚き桃の木、エルメスの木なのだ。
 となると、「日本=島国」というクリシェがネガティヴにしか使われなかったのには、大いなる疑問を持たざるを得ない。 島国であることは、ヨーロッパ大陸のような否応無しの地続、地縁の絶え間ない戦いとは無縁であり得た幸運でもある。何より、海という交易空間を使って、先祖たちはアジア地域を縦横無尽に交通していたことを忘れるわけにはいかない。江戸時代とは、近代の訪れを待たずに、独自のポストモダニズムを、それも無意識のうちになし得た世界的にも摩訶不思議な時代だったのかもしれない。
(写真は田中優子著『近世アジア漂流』朝日出版社1990年より)
 

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